2016年03月24日 学術論文の紹介-05 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #糖尿病 #高脂血症 #高血圧症

TITLE of THESIS

Postnuclear disaster evacuation and chronic health in adults in Fukushima, Japan: a long-term retrospective analysis.
BRIEF
本論文は「福島県の成人における原子力事故後の避難と長期的な健康についての長期的後ろ向き研究」に関する論文です。著者らは「2011年の福島第一原子力発電所事故は百万を超える人々に避難を強い、潜在的に長期的な健康状態の脆弱性を高める大量の移住者を生み出した」と背景を説明されて、「避難者における糖尿病、高脂血症および高血圧症の長期的影響を評価」されています。「福島第一原子力発電所からおよそ10から50キロメートルに位置する南相馬市により2008年から2014年に行われた年次健康診断の参加者を対象」、「原子力事故前後での相対危険度を測定して疾病リスクを調査し、避難者と非避難者/一時的避難者を比較」、「ロジスティック回帰モデルにより共変量を調整した疾病リスクに対する避難の影響を評価」、「ベースライン時(2008年から2010年)と事故後1年後又はそれ以降の2回の健康診断に参加した40歳から74歳の計6,406人のデータを分析」されたその結果、「避難にかかわらず糖尿病および高脂血症について事故後の有意なリスク上昇が確認された(相対危険度はそれぞれ1.27から1.60及び1.12から1.30、避難状況と事故からの年数に依る)」、「共変量の調整後、高脂血症の上昇は避難者のほうが非避難者/一時的避難者よりも有意に高かった(オッズ比は1.18、95パーセント信頼区間は1.06から1.32、p値<0.01)」、「本研究の特異性は福島での災害後の成人避難者において長期に渡る高脂血症のリスクが小さく上昇する事が確認されたことである」等を報告されて、「得られた知見は準備、対応そして回復手段を含む災害対策検討の重要点を特定し、今後の大量避難が必要なる災害時への応用の一助となる」と結ばれています。

AUTHOR(S)
Nomura S, Blangiardo M, Tsubokura M, Ozaki A, Morita T, Hodgson S.
URL
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26846896

事項
1.arXiv( http://arxiv.org/ ),PubMed( http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed ),SSRN( http://www.ssrn.com/en/ )等から論文を紹介します。
2.表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3.Abstractから論文の概要を紹介します。

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