2016年03月23日 学術論文の紹介-02 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #セシウム #河口堆積物

TITLE of THESIS

Radioactive Cs in the estuary sediments near Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant.
BRIEF
本論文は「福島第一原子力発電所近傍の河口堆積物中の放射性セシウム」に関する論文です。著者らは「放射性セシウム(主としてセシウム134およびセシウム137)の移行と拡散は福島第一原子力発電所周辺における重要な関心時である」、「特に海洋への洪水を引き起こす降雨時の表層水による放射性セシウム移行の特質と動態の解明には相当な不確かさが残っている」と背景を説明されて、「福島第一原子力発電所から4キロメートルに位置する熊川で採集した河口堆積物の固有の物理的および化学的特性を定量化」されています。「暴風後の沈着物は現在、海浜に乾燥板状堆積物として存在」、「板状堆積物の粒子サイズの中央値は28マイクロメートルから32マイクロメートルの範囲」、「沈着堆積物の底に向かうほど放射能レベルは増大し、上部層と下部層のレベルはそれぞれおよそ1グラム当り28ベクレルと38ベクレル」、「放射能濃度の差は低層部の放射性セシウムを保持する多量の粒子に寄るものであることは、表層水により移行した浮遊土砂中の放射性セシウムが経時とともに減衰することを示唆している」、「逐次抽出法の結果、セシウム137の90パーセント以下が河口サンプル中の残渣分に強固に付着しており、一方6つの田んぼでは粘土にセシウム137の60パーセントから80パーセントが付着していることを確認」、「残渣分中のこの高濃度は河系を通した粘土及びシルトのサイズの粒子の移行緩和を促進する」、「河口堆積物は100マイクロメートル未満の粒子から成っている」、「人口海水の河口サンプルを用いた放射性セシウム脱着実験の結果 8時間以内に3.4±0.6パーセントのセシウム137が脱着した」、「96パーセント以上のセシウム137が粘土に強く付着し残る」等を報告されて、「それ故、粒子サイズは海洋中でのセシウム137の拡散における輸送時間と距離を決定する主要因である」と結ばれています。

AUTHOR(S)
Yamasaki S, Imoto J, Furuki G, Ochiai A, Ohnuki T, Sueki K, Nanba K, Ewing RC, Utsunomiya S.
URL
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26874771

事項
1.arXiv( http://arxiv.org/ ),PubMed( http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed ),SSRN( http://www.ssrn.com/en/ )等から論文を紹介します。
2.表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3.Abstractから論文の概要を紹介します。

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