2016年03月22日 学術論文の紹介-03 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #北太平洋 #セシウム #トリチウム #放射性炭素

TITLE of THESIS

Impact of the Fukushima accident on tritium, radiocarbon and radiocesium levels in seawater of the western North Pacific Ocean: A comparison with pre-Fukushima situation.
BRIEF
本論文は「北太平洋西部の海水中のトリチウム、放射性炭素および放射性セシウムレベルへの福島第一原子力発電所事故の影響:
福島第一原子力発電所事故前の状況との比較」に関する論文です。著者らは「2011年から2012年にKa’imikai-o-Kanaloaクルージングにおいて採集された福島沿岸と北太平洋のサンプル中のトリチウム、放射性炭素および放射性セシウム濃度をその他の公表されている結果と比較」されています。「表層海水中のセシウム134とセシウム137の最高濃度は福島沿岸で採集された海水サンプル中で確認され、福島第一原子力発電所事故前の濃度よりもおよそ3桁増加している」、「トリチウム濃度はより低く、およそ6倍の上昇であった」、「放射性炭素分布の影響は計測可能ではあったが、確認されたレベルは大気圏核実験のフォールアウトのバックグラウンドよりもおよそ9パーセント増加している程度であった」、「北太平洋西部のセシウム137インベントリは2.7±0.4ペタベクレルで、三重水素についてはわずか0.3±0.2ペタベクレルであった」、「損傷した福島第一原子力発電所からの高汚染水の直接放出と北太平洋西部へのそれら放射性核種の乾性沈着および湿性沈着は海水中のそれら分布を大きく変えた」、「セシウム134の半減期が短いため、現在では大気圏核実験のフォールアウトのバックグラウンドと福島第一原子力発電所事故由来の汚染水とを区別することが出来る」等を報告されて、「しかしながらセシウム134崩壊時を見据えた長期的な視点では、太平洋の今後の海洋学と気候変動の研究のために三重水素、炭素14およびセシウム137の太平洋における新たな分布パターンが構築されるべきである」と結ばれています。

AUTHOR(S)
Povinec PP, Liong Wee Kwong L, Kaizer J, Molnár M, Nies H, Palcsu L, Papp L, Pham MK, Jean-Baptiste P.
URL
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26997585

事項
1.arXiv( http://arxiv.org/ ),PubMed( http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed ),SSRN( http://www.ssrn.com/en/ )等から論文を紹介します。
2.表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3.Abstractから論文の概要を紹介します。

2017年04月05日公表分 米国エネルギー省 週間石油在庫統計とWTIクッシング原油価格の時系列推移

2017年03月29日公表分 米国エネルギー省 週間石油在庫統計とWTIクッシング原油価格の時系列推移

2017年03月22日公表分 米国エネルギー省 週間石油在庫統計とWTIクッシング原油価格の時系列推移

2017年02月02日公表分 米国エネルギー省 週間石油在庫統計とWTIクッシング原油価格の時系列推移

2017年01月26日公表分 米国エネルギー省 週間石油在庫統計とWTIクッシング原油価格の時系列推移

2017年01月20日公表分 米国エネルギー省 週間石油在庫統計とWTIクッシング原油価格の時系列推移