2016年03月16日 学術論文の紹介-02 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #精神的苦痛 #心的外傷後ストレス #問題飲酒

TITLE

Three-year trend survey of psychological distress, posttraumatic stress, and problem drinking among residents in the evacuation zone after the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant accident [The Fukushima Health Management Survey].
BRIEF
本論文は「福島第一原子力発電所事故後の避難区域の住民における精神的苦痛、心的外傷後ストレス及び問題飲酒の3年間の傾向調査」に関する論文です。「長期に渡る生活環境の不安定は災害被害者のメンタルヘルスに関する問題の深刻な増加を引き起こす」と背景を説明されて、「原子力事故の影響地域の成人の間のメンタルヘルスの長期的トレンド」を調査されています。「災害時に福島県の避難区域の地方公共団体に登録されていた全ての住人を対象として3回に渡り郵便による自記入式調査票調査を行った」、「年齢で調整した次の症状の有病率を性別ごとに分析:6項目Kesslerスケールによる精神的苦痛のリスク、PTSDチェックリストによる心的外傷後ストレスおよびCAGEテストによる問題飲酒」された結果、「回答者および回答率は1回目が73,568人、40.7パーセント、2回目が55,076人、29.9パーセント、3回目が46,386人、25.0パーセント」、「非災害セッティングの一般的な日本人のレベル(4.7パーセント)と比較すると、K6による精神的苦痛が13点以上の割合は事故後3年を経過しても未だ高く、男性で11.4パーセント、女性で15.8パーセント」、「年齢調整後の精神的苦痛と心的外傷後ストレス(PCLで44点以上)の割合は経時とともに減少し(男性が1回目の19.0パーセントから3回目で17.8パーセント、女性は25.3パーセントから23.3パーセント)、年齢調整後の問題飲酒(CAGEで2点以上)の割合は安定していた(男性が2回目で20.7パーセント、3回目で20.4パーセント、女性は2回目および3回目共に10.5パーセント)」等を報告されて、「心的外傷後ストレスおよびその他のメンタルヘルス上の問題に注視した長期的介入が災害被害者のために強く求められることを調査結果は示唆している」と結ばれています。

AUTHOR(S)
Oe M, Fujii S, Maeda M, Nagai M, Harigane M, Miura I, Yabe H, Ohira T, Takahashi H, Suzuki Y, Yasumura S, Abe M.
URL
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26969341

事項
1.arXiv( http://arxiv.org/ ),PubMed( http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed ),SSRN( http://www.ssrn.com/en/ )等から論文を紹介します。
2.表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3.Abstractから論文の概要を紹介します。

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