2016年03月16日 学術論文の紹介-01 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #甲状腺

TITLE

Inappropriate suppression of thyrotropin concentrations in young patients with thyroid nodules including thyroid cancer: the Fukushima Health Management survey.
BRIEF
本論文は「甲状腺がんを含む結節性甲状腺腫若年患者のチロトロピン濃度の不適当な抑制:福島県民健康調査」に関する論文です。「甲状腺ホルモン濃度は視床下部・下垂体・甲状腺軸によりコントロールされている」と背景を説明されて、「甲状腺ホルモン調節と福島県民健康調査での甲状腺超音波検査で確認された結節性甲状腺腫患者における超音波検査の所見との関連」を調査されています。「2014年10月31日時点で、2011年3月11日の福島第一原子力発電所事故時に福島県で生活していた18歳以下の被験者計296,253人が同時に2つのスクリーニングプログラムに参加した」、「最初のスクリーニングで計2,241人の被験者に結節性甲状腺腫が確認された」、「2度めの確認甲状腺超音波検査と甲状腺機能検査向け血液サンプリングが2,004人の被験者に対して行われた」、「被験者は再評価され無病被験者(グループ1)、嚢胞のみ有り(グループ2)、小結節有り(グループ3)および悪性腫瘍またはその疑いあり(グループ4)に分類」、「FT3、FT4、甲状腺刺激ホルモンそしてチログロブリンの濃度とFT3/FT4比は診断により分類」された結果、「グループ1で年齢と対数変換TSH値、FT3濃度およびFT3/FT4比の間には逆相関(スピアマン順位相関係数およびp値はそれぞれr=-0.311、p値=0.015、r=-0.688、p値<0.001、r=-0.520、p値<0.001)が確認された」、「共分散分析及びボンフェローニ法によるポストホックテストを4つのグループに適用した結果、年齢調整後の対数変換TSH値はグループ1またはグループ2と比較するとグループ3またはグループ4は有意に低かった」、「しかしながらFT3、FT4、FT3/FT4比およびチログロブリンについて4つのグループ間に有意な差は確認されなかった」等を報告されて、「若い患者に対してTSH抑制は結節性甲状腺腫を含む病気に対して提示できる」、「小児および青年について低TSHレベルは甲状腺乳頭がんおよび結節性甲状腺腫の所見と関連がある可能性がある」と結ばれています。

AUTHOR(S)
Suzuki S, Nakamura I, Suzuki S, Ohkouchi C, Mizunuma H, Midorikawa S, Fukushima T, Ito Y, Shimura H, Ohira T, Matsuzuka T, Ohtsuru A, Abe M, Yamashita S, Suzuki S.
URL
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26971545

事項
1.arXiv( http://arxiv.org/ ),PubMed( http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed ),SSRN( http://www.ssrn.com/en/ )等から論文を紹介します。
2.表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3.Abstractから論文の概要を紹介します。

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