2016年02月29日 学術論文の紹介-02 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #ソースターム

TITLE

Fukushima Daiichi reactor source term attribution using cesium isotope ratios from contaminated environmental samples.
BRIEF
本論文は「汚染された環境サンプルのセシウム同位体比を用いた福島第一原子力発電所のソースターム特定」に関する論文です。著者らは「福島第一原子力発電所事故後の環境汚染のソースターム特定は、多量の同様な放出ソースタームのため(例 1号機から3号器の炉心および1号機から4号機の使用済み核燃料プール)、複雑である」、「セシウム同位体分析は様々な福島第一原子力発電所ソースターム由来の環境汚染の識別のために利用が可能であり、サンプルを充分に時系列分解できれば所定の時間における炉心損傷の程度に関する洞察を提供出来る可能性がある」と背景を説明されて、「福島第一原子力発電所から100から250キローメートルの地点で採集されたコメ、土壌、マッシュルームそして大豆サンプルをマイクロ波分解により処理」、「モリブドリン酸アンモニウム‐ポリアクリロニトリルを利用して放射性セシウムを抽出、精製し、熱イオン化質量分析法(TIMS)を利用してセシウム135/セシウム137同位体比を測定」、「福島第一原子力発電所の北西と南に30キロメートル地点で過去に報告されているデータと結果を比較」された結果、「福島第一原子力発電所から南西100キロメートルから250キロメートル地点のサンプルのセシウム135/セシウム137同位体比は0.376 ±0.008と一定値を示した」、「セシウム135/セシウム137とセシウム134/セシウム137の相関プロットは南西部の放射性セシウムは福島第一原子力発電所炉心1号、2号および3号混合の由来であることを示唆している」、「セシウム同位体データより導かれる結論は災害時の気象条件を考慮した時系列的事象に基づくものとに矛盾がない」等を報告されて、「福島第一原子力発電所の環境放射性セシウム汚染のソースターム同定のための効果的なツールをセシウム同位体分析は提供する」とし、「高精度なソースターム特定およびセシウムに基づく福島第一原子力発電所原子炉状況の判断のためには福島第一原子力発電所の北部および南部の多量のサンプルの分析が必要である」と結ばれています。

AUTHOR(S)
Snow MS, Snyder DC, Delmore JE.
URL
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26777683

事項
1.arXiv( http://arxiv.org/ ),PubMed( http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed ),SSRN( http://www.ssrn.com/en/ )等から論文を紹介します。
2.表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3.Abstractから論文の概要を紹介します。

2017年04月05日公表分 米国エネルギー省 週間石油在庫統計とWTIクッシング原油価格の時系列推移

2017年03月29日公表分 米国エネルギー省 週間石油在庫統計とWTIクッシング原油価格の時系列推移

2017年03月22日公表分 米国エネルギー省 週間石油在庫統計とWTIクッシング原油価格の時系列推移

2017年02月02日公表分 米国エネルギー省 週間石油在庫統計とWTIクッシング原油価格の時系列推移

2017年01月26日公表分 米国エネルギー省 週間石油在庫統計とWTIクッシング原油価格の時系列推移

2017年01月20日公表分 米国エネルギー省 週間石油在庫統計とWTIクッシング原油価格の時系列推移