2016年02月24日 学術論文の紹介-02 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #甲状腺がん #過剰診断

TITLE
『Quantification of the increase in thyroid cancer prevalence in Fukushima after the nuclear disaster in 2011-a potential overdiagnosis?』
BRIEF
本論文は「2011年の原子力事後の福島における甲状腺がん有病率の増加の定量化-潜在的な過剰診断」に関する論文です。著者らは「2011年の原子力事故後、福島県では甲状腺超音波検査が行われている」、「甲状腺がんの際立って高い有病率が確認されたが定量的な関連に関する評価は行われていない」と背景を説明されて、「20歳以下の住民の甲状腺がん有病率の観察値と期待値の比(O/E)を分析」されています。「2015年4月末迄のプログラムで確認された甲状腺がんのケースを観察値」、「災害前となる2001年から2010年の甲状腺がん発生率の国の推定を利用した生命表法による累積発生と福島県の人口から期待値」、「基礎的な前提として原子力事故もスクリーニング介入も無し」とされた結果、「20歳以下の住民間の甲状腺がん有病率の観察値および期待値はそれぞれ160.1と5.2でありO/E比は30.8(95パーセント信頼区間は26.2と35.9)」、「直近の甲状腺がん発生の増加傾向を考慮すると、全体のO/E比は22.2(95パーセント信頼区間は18.9と25.9)」、「同様の方法で(2009年から2013年の年平均)推定した福島県における甲状腺がんによる蓄積死亡数は40歳未満で0.6」、「甲状腺がんに対する放射線の影響に関する現存の知見と併せて、記述的分析の結果は過剰診断の可能性を示唆している」等を報告されて、「個人レベルの分析を含む評価は基礎的要因の寄与をさらに明確にする必要がある」と結ばれています。

AUTHOR(S)
Katanoda K, Kamo KI, Tsugane S.
URL
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26755830

事項
1.arXiv( http://arxiv.org/ ),PubMed( http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed ),SSRN( http://www.ssrn.com/en/ )等から論文を紹介します。
2.表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3.Abstractから論文の概要を紹介します。

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