2016年02月22日 学術論文の紹介-02 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #個人線量計 #南相馬

TITLE
『Compliance with the proper use of an individual radiation dosimeter among children and the effects of improper use on the measured dose: a retrospective study 18-20 months following Japan’s 2011 Fukushima nuclear incident.』
BRIEF
本論文は「子供達による個人線量計の正しい使用法の順守と測定された線量に関する不適切使用の影響:福島第一原子力発電所事故後18から20ヶ月の後ろ向き研究」に関する論文です。著者らは「福島第一原子力発電所事故後の個人線量計の不適切使用が見られた子供達の特質の特定と不適切な線量計利用による誤差の出現を分析」されています。「福島第一原子力発電所事故後18ヶ月から20ヶ月に南相馬市(福島第一原子力発電所から20から30キロメートルに位置する)により実施された外部被曝スクリーニングプログラムに参加した1637人の子供達が対象」、「ロジスティック回帰分析により特定の時間(通学時間、学校、家庭、屋外および就寝時間)における線量計の不適切使用(不使用※Abstract中で”non-use”)に関連する要因を分析」、「測定線量と回帰による予想線量の比率(不適切使用に寄る誤差と考えられる)も調査」された結果、「7.3パーセントに当たる119人の子供のみがすべての期間において線量計を正しく使用していた」、「この低い割合は子供達が学校にいる時よりも家庭及び屋外にいる時の不適切使用に主として起因する」、「共変量調整後の学校レベル、家庭の空間線量率、性別、屋外スポーツクラブのメンバーシップおよび週末に屋外で過ごす時間は有意に不適切使用と関連が見られた」、「学校と屋外で線量計を身につけなかった子供達のデータは統計的に有意な誤差(それぞれ比率1.13、p値<0.01、比率0.97、p値<0.05)が確認され(しかし臨床的には有意でない)、一方学校、家庭および就寝時の不適切利用からは有意な誤差が見られなかった」、「線量計の使用に関して充分に注視した-特に学校外での時間における-正確な指導が必要である」等を報告されて、「しかしながら線量計の不適切使用に起因する小さな線量誤差を考慮すると、例え線量計の使用が不適切であっても、ある程度の正確さを持って放射線被曝の確かな評価が可能である」と結ばれています。

AUTHOR(S)
Nomura S, Tsubokura M, Hayano R, Yoneoka D, Ozaki A, Shimada Y, Furutani T, Kanazawa Y, Oikawa T.
URL
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26719319

事項
1.arXiv( http://arxiv.org/ ),PubMed( http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed ),SSRN( http://www.ssrn.com/en/ )等から論文を紹介します。
2.表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3.Abstractから論文の概要を紹介します。

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