2016年01月21日 学術論文の紹介-01 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #カナダ #シャチ #食物連鎖 #セシウム137

TITLE
『Modeling 137Cs bioaccumulation in the salmon-resident killer whale food web of the Northeastern Pacific following the Fukushima Nuclear Accident.』
BRIEF
本論文は「福島第一原子力発電所事故後のノースイーストパシフィックにおけるシャチの食物連鎖中でのセシウム137生物濃縮モデル」に関する論文です。著者らは「カナダ太平洋岸北西部沿岸の海洋生物相中におけるセシウム137の長期的な生物濃縮を追跡するため、食魚性シャチを含む海洋哺乳類食物連鎖中におけるセシウム137の時間依存生物濃縮モデル」を開発されています。その結果、「セシウム137の栄養濃縮係数の上昇-暴露1ヶ月後の0.76から30年後の2.0-により示されたように、セシウム137は経時とともに食物連鎖の中で段階的に生物濃縮されることをモデルの結果は示している」、「セシウム137の生物濃縮は低次消費者の比較的早い食料摂取率、穏やかな浄化速度そして高次消費者の緩慢な排出速度により決定される」、「カナダ太平洋岸北西部沿岸の海洋水と堆積物中のセシウム137濃度の現在の測定値と予測値に基づく食物連鎖中の種のセシウム137濃度のモデルによる推定は、ニシン、太平洋サケ、ギンダラおよびオヒョウを含む魚類中の長期的なセシウム137濃度は原子力事故後におけるカナダの現在の摂取基準値(1kgあたり1000ベクレル)を大きく下回ったままであることを示している」、「シャチと太平洋サケは長期的なセシウム137濃度の最高値を示すと予測され、対象地域のセシウム137モニタリングの良い監視指標となる」等を報告されて、「福島第一原子力発電所事故由来のセシウム137の長期的な影響の評価は、海洋での希釈に加えて生物濃縮の程度を考慮すべきである」と結ばれています。

AUTHOR(S)
Alava JJ, Gobas FA.
URL
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26657356

事項
1.arXiv( http://arxiv.org/ ),PubMed( http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed ),SSRN( http://www.ssrn.com/en/ )等から論文を紹介します。
2.表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3.Abstractから論文の概要を紹介します。

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