2015年12月08日 学術論文の紹介-01 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #キタオットセイ #アラスカ #セシウム137 #セシウム134

TITLE
『Fukushima derived radiocesium in subsistence-consumed northern fur seal and wild celery.』
BRIEF
本論文は「キタオットセイとセキショウモ中の福島第一原子力発電所事故由来放射性セシウム」に関する論文です。著者らは「2014年7月、アラスカのセントポール島で野生捕獲された食品製品、主としてキタオットセイ、の放射性セシウムの濃度を測定」されています。「2011年の福島第一原子力発電所事故により放射性セシウムが大気及び北太平洋に放出され、他の調査者により北アメリカの西海岸沖で収穫された様々な海洋性食品中に福島第一原子力発電所事故由来の放射性セシウムが確認されている」と背景を説明されて、「セントポール島の2種の食品製品(54のキタオットセイと9つのセキショウモ)中の福島第一原子力発電所事故由来放射性核種」を調査、その結果、「キタオットセイサンプル個々のセシウム137及びセシウム134濃度は検出限界値以下であったが、合成すると、キタオットセイの細胞からは痕跡量の両同位体が確認された」、「セシウム134濃度は37.2mBq kg-1 f.w.(95%信頼区間で35.9-38.5)、セシウム137濃度は141.2mBq kg-1 f.w.(95%信頼区間で135.5-146.8)」、「収穫時へと減衰補正した同位体比は0.26(95%信頼区間で0.25-0.28)」、「福島第一原子力発電所事故ではおおよそ同量のセシウム134とセシウム137が放出されたが、2014年7月時点の同比は0.2774であることからキタオットセイの個体群は少量の福島第一原子力発電所事故由来放射性セシウムに曝されていることが示唆される」、「セキショウモ中のセシウム134およびセシウム137濃度は複合サンプルにおいても検出限界値以下であった」、「キタオットセイはアラスカ沿岸と日本の間を移動することが知られており、キタオットセイ細胞中のセシウム134の痕跡は、対象とした個体群が最小量の福島第一原子力発電所事故由来放射性核種に曝されたことを示唆している」等を報告されて、「本推定にかかわらず、検出された放射性核種の量は少なく、キタオットセイおよびそれらを食した人間にも影響は無いと予測される」と結ばれています。

AUTHOR(S)
Ruedig E, Duncan C, Dickerson B, Williams M, Gelatt T, Bell J, Johnson TE.
URL
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26630034

事項
1.arXiv( http://arxiv.org/ ),PubMed( http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed ),SSRN( http://www.ssrn.com/en/ )等から論文を紹介します。
2.表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3.Abstractから論文の概要を紹介します。

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