2015年10月20日 学術論文の紹介-01 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #中性子 #硫黄35 #塩素35 #カリフォルニア

TITLE
『Evidence of neutron leakage at the Fukushima nuclear plant from measurements of radioactive 35S in California.』
BRIEF
本論文は「カリフォルニアでの硫黄35の測定による福島第一原子力発電所からの中性子漏出の根拠」に関する論文です。著者らは「東日本大震災は重大な損傷を福島第一原子力発電所に与え、結果として環境中に有害な放射性物質を放出した」、「人間の健康と周辺生態系への明白な関連にも拘わらず、地震後数週間における中性子束の定量的推定はなされていない」と背景を説明されて、「カリフォルニア州ラホヤ沿岸部での硫酸塩エアロゾルおよび二酸化硫黄ガス中の硫黄35の測定から、2011年3月20日以前に福島第一原子力発電所から1平方メートル当たり4×1011の中性子が漏出していたことを示す」、「3月28日に確認された有意に高い硫酸イオン(35SO4-2)濃度は、原子炉から漏出した中性子が冷却海水中の塩素35と反応し、エヌピー反応により生成された硫黄35との矛盾がない」、「一度生成されると硫黄35は酸化して35SO-2および35SO4-2となり、強い西からの卓越風によって南カリフォルニアに移行された」、「ボックスモデルに基づき、確認された35SO4-2濃度の上昇は、福島からの放射性プルームの長距離移行と矛盾がない」、「同モデルによれば、35SO4-2の福島の海洋境界層における濃度は自然界のおよそ365倍に当たる1立方メートル当たり2×105である」等を報告され、「これら測定結果とモデルによるシミュレーションは、福島の海洋境界層における総放射性硫黄のおよそ0.7パーセントが太平洋を横断して南カリフォルニアに到達したことを示唆している」と結ばれています。

AUTHOR(S)
Priyadarshi A, Dominguez G, Thiemens MH.
URL
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21844372

事項
1.arXiv( http://arxiv.org/ ),PubMed( http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed ),SSRN( http://www.ssrn.com/en/ )等から論文を紹介します。
2.表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3.Abstractから論文の概要を紹介します。

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