2015年10月09日 学術論文の紹介-01 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #リスクトレードオフ #南相馬市 #相馬市 #避難 #被ばく #平均余命

TITLE
『Was the Risk from Nursing-Home Evacuation after the Fukushima Accident Higher than the Radiation Risk?』
BRIEF
本論文は「福島第一原子力発電所事故後の福祉施設からの避難リスクと放射能リスクを比較」された論文です。著者らは「2011年の福島第一原子力発電所事故後、福祉施設の住民とスタッフは放射能被爆を避けるために自発的に避難した」と背景を説明されて、「不幸なことに避難は結果として福祉施設住民の死亡率を上昇させた」と主張された上で、「4つのシナリオ-“迅速な避難(避難日を3月22日)”、”慎重な避難(避難日を6月22日)”、”20ミリシーベルトの被ばく”そして”100ミリシーベルトの被ばく”-の下、”平均余命損失(LLE)”と名付けた損失を示す指標を利用して3か所の福祉施設、191人の住民と184人のスタッフに関する避難と放射能のリスクトレードオフを評価」、「福祉施設住民の避難に関連した死亡率に基づく平均余命損失は南相馬市と相馬市の福祉施設の生存確率により評価」、「放射能被爆による死亡率に基づく平均余命損失は実効付加線量に基づく白血病と固形がんの推定年齢依存性死亡率と生存確率により算出」されています。その結果、「迅速な避難の場合の避難関連リスクによる住民の総平均余命損失は11000人日となり、これはその他のシナリオにおける住民とスタッフの総平均余命損失(それぞれ27人日(慎重な避難)、1100人日(20ミリシーベルトの被ばく)そして5800人日(100ミリシーベルトの被ばく))よりも非常に高かった」と報告されて、「福祉施設住民の避難リスク低減のための選択の余地は非常に大きい」、「それ故、避難の規制と計画は放射能とのリスクトレードオフによりバランスを取るべきである」、「放射能被ばくと原子力発電所事故後の避難とのリスクトレードオフに関する初めての定量的評価である」と結ばれています。

AUTHOR(S)
Murakami M, Ono K, Tsubokura M, Nomura S, Oikawa T, Oka T, Kami M, Oki T.
URL
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26359666

事項
1.arXiv( http://arxiv.org/ ),PubMed( http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed ),SSRN( http://www.ssrn.com/en/ )等から論文を紹介します。
2.表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3.Abstractから論文の概要を紹介します。

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