2015年10月08日 学術論文の紹介-02 / Introduction of Academic Paper #砂州 #阿武隈川 #セシウム137 #福島第一原子力発電所 #深度分布

TITLE
『Cumulative history recorded in the depth distribution of radiocesium in sediments deposited on a sandbar.』
BRIEF
本論文は「砂州に沈着した堆積物中の放射性セシウム深度分布の累積的履歴」に関する論文です。著者らは「福島第一原子力発電所由来の放射性セシウムの経時的変化を明らかにするために、阿武隈川の砂州の底、深さ20cmまでの堆積物を採集」されて、「バルクサンプルおよびサイズ分画したサンプルから堆積物中のセシウム137濃度を分析」されています。その結果、「堆積物の最深層(18から20cm)中で最高濃度を示したセシウム137の深度分布は、低セシウム137濃度堆積物は移行後、高セシウム137濃度堆積物上に沈着することを示唆している」、「同時に深度分布は堆積物の供給源中の放射能の減衰を示唆している」、「サイズ分画した堆積物の分析結果は、3つの堆積物の層-4から6cm、16から18cmおよび18から20cm-は、それらのバルク濃度によるとセシウム137濃度は異なっているが、同様のセシウム137および粒子組成の粒度分布であることを示唆している」、「セシウム137の粒度分布は、バルク堆積物上部18cm中のセシウム137濃度の低減は集水域の放射能レベルの減衰を原因とする可能性も支持している」、「18cmを境にした上部と下部の堆積物層のセシウム137粒度分布の比較によれば、移行してきた細粒堆積物中のセシウム137濃度は経時に伴い、粗粒子のセシウム137濃度より低減しており、細粒子の選択的移行を反映することを示唆している」、「本研究の結果は、砂州に沈着した堆積層は福島第一原子力発電所事故後の放射性セシウムの河川運搬の累積的履歴を保持していることを示唆している」と結ばれています。

AUTHOR(S)
Tanaka K, Kondo H, Sakaguchi A, Takahashi Y.
URL
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26360256

事項
1.arXiv( http://arxiv.org/ ),PubMed( http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed ),SSRN( http://www.ssrn.com/en/ )等から論文を紹介します。
2.表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3.Abstractから論文の概要を紹介します。

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