2015年07月29日 学術論文の紹介-01 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #スズメ #巣材 #放射性セシウム #東京 #茨城

No.事項
1arXiv,PubMed,SSRN等から論文を紹介します。
2下表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3Abstractから論文の概要を紹介します。


TITLEBRIEF
Radioactive contamination of nest materials of the Eurasian Tree Sparrow Passer montanus due to the Fukushima nuclear accident: The significance in the first year. 本論文は「福島第一原子力発電所事故によるスズメの巣材の放射能汚染」に関する論文です。著者らは「2011年の福島第一原子力発電所事故は大量の放射性物質を放出し、東日本、東北地方の広範囲を汚染した」と背景を説明されて、「2011年の原子力事故直後の繁殖期から翌年2012年の繁殖期にかけて2つの地点のスズメの巣材の放射能汚染」を調査されています。その結果、「福島第一原子力発電所から南西222kmに位置する東京では巣穴の空間線量率は茨木-福島第一原子力発電所から南西175kmに位置する-のものよりも低く、2011年のレベルは2012年のレベルよりも高かった」、「さらに個々の巣の放射性セシウム量は巣の重量の増加とともに上昇しており、上昇量は東京よりも茨木の方が高かった」等を報告されており、「それらデータは、巣の汚染レベルは原子力発電所事故直後の繁殖期の方がその後の繁殖期よりも高いこと、そして巣材を通しての巣の汚染レベルの上昇を示唆している」と結ばれています。
AUTHOR(S)
Matsui S, Kasahara S, Morimoto G, Mikami OK, Watanabe M, Ueda K.
URL
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26162335
WebSiteURL
arXivhttp://arxiv.org/
PubMedhttp://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed
SSRNhttp://www.ssrn.com/en/