2015年06月05日 学術論文の紹介-02 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #柿 #セシウム #千葉 #指数関数 #実効半減期

No.事項
1:arXiv,PubMed,SSRN等から論文を紹介します。
2:下表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
3:Abstractから論文の概要を紹介します。


TITLEBRIEF
Effective half-lives of (137)Cs from persimmon tree tissue parts in Japan after Fukushima Dai-ichi Nuclear Power Plant accident. 本論文は「福島第一原子力発電所事故後における日本の柿の木の組織中のセシウム137実効半減期」に関する論文です。著者らは「東京電力福島第一原子力発電所事故からおよそ3年間のカキノキの放射性セシウム濃度減衰率を推定するために、2011年から2013年にかけて採集した柿の木の組織を分析」、「サンプリングは福島第一原子力発電所の南220kmの千葉- 2011年3月から4月に福島第一原子力発電所由来の放射性降下物が確認された -で行った」、「柿の木の実(果肉、果皮および種)、葉および新たに芽吹いた枝の組織中のセシウム137濃度を測定し、セシウム137の実効半減期を算出」、「葉のサンプルは成長段階- 未熟葉(採集月は4月から5月)と成熟葉(採集月は6月から11月) -によって2種に分類」されて、その結果、「全ての組織中のセシウム137濃度は指数関数的に減衰」、「全ての組織の実効半減期は同様で平均229日(216日から243日)であった」、「よってそれぞれの組織は実効半減期算出のための代表部位となる」等を報告されています。さらに、「得られた結果を比較するため、2011年から2013年の- 福島県で採集された柿の実のセシウム137のデータを含む -オープンソース食品監視データを柿の木の実効半減期の算出ために利用」、「福島県各々の地方公共団体のエリア内で育ったカキの実の実効半減期を計算した結果、303日から475日の範囲にあった」と報告されています。

AUTHOR(S)
Tagami K, Uchida S.
URL
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25500061

ふくしま 新発売。http://www.new-fukushima.jp/

EnglishJapaneseReference
persimmon カキノキ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%AD%E3%83%8E%E3%82%AD
WebSiteURL
arXivhttp://arxiv.org/
PubMedhttp://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed
SSRNhttp://www.ssrn.com/en/