2015年06月03日 学術論文の紹介-02 / Introduction of Academic Paper #福島第一原子力発電所 #空間線量率 #地衣類 #葉状地衣類 #セシウム137 #シロムカデゴケ #コフキヂリナリア #バイオモニター

arXiv,PubMed,SSRN等から論文を紹介します。
※下表中、”BRIEF”欄の文責はアセット・マネジメント・コンサルティング株式会社にあります。
※Abstractから論文の概要を紹介します。

TITLEBRIEF
(137)Cs concentrations in foliose lichens within Tsukuba-city as a reflection of radioactive fallout from the Fukushima Dai-ichi Nuclear Power Plant accident. 本論文は「福島第一原子力発電所事故由来の放射性降下物レベルを反映する、つくば市内の葉状地衣類のセシウム137濃度」に関する論文です。著者らは「つくば市内で2013年8月に採集した葉状地衣類10種のセシウム137濃度は1.7kBq/kgから35kBq/kgの範囲にあった」として、「主たる2つの種-コフキヂリナリアとシロムカデゴケ-のセシウム137濃度とサンプル採集地の空間線量率の関係を調査」されています。その結果、「福島第一原子力発電所事故から1年後のシロムカデゴケのセシウム137濃度は2年後のそれよりも空間線量率と高い相関があり(1年後の決定係数は0.8、2年後の決定係数は0.65)、降下物レベルを反映するバイオモニターとしての可能性を示した」、「反対にコフキヂリナリアはいずれの経過年においても空間線量率との相関が見られなかった」と報告されています。

AUTHOR(S)
Ohmura Y, Matsukura K, Abe JP, Hosaka K, Tamaoki M, Dohi T, Kakishima M, Seaward MR.
URL
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25521042
EnglishJapaneseReference
foliose lichens 葉状地衣類 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E8%A1%A3%E9%A1%9E#.E8.91.89.E7.8A.B6.E5.9C.B0.E8.A1.A3.E9.A1.9E

arXiv – http://arxiv.org/
PubMed – http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed
SSRN – http://www.ssrn.com/en/